ソフトカプセルの付着(バルク出荷の場合)の事例

20○○年9月21日 バルクで受け入れたソフトカプセルが固まっている

●発生状況
平成20○○年9月21日に、受託製造品である「DHA+EPA+スクワレンソフトカプセル」(製品名)において、「6月下旬にバルク(注1)のかたちで納入されたカプセルを小分け包装しようとしたところ、ビニル袋内でカプセルが四角に固まっていた。何とかしてほしい」と、販社様からご連絡と、メールで写真をいただき、確認と対応をご用命いただいた。

●確認と対応
ご指摘いただいた「DHA+EPA+スクワレンソフトカプセル」は、顧客の販社様にカプセルバルクのかたちで納品し(写真1)、販社様ご自身で、アルミラミジップ袋に小分け包装する製品であった。
いただいた写真で判断する限り、6月下旬にバルク出荷したカプセルがおよそ3ヶ月間の保管の間に、吸湿または高温下で保管されたことで軟化して、ダンボールの形状のまま固着 (注2)を起こしたものと推察された。

ソフトカプセルの出荷ダンボール写真 ソフトカプセルの固着写真1
写真1 写真2
そこで、販社様のお手元に残る約10万粒のカプセルをお送りいただき、状態を確認したところ、ご指摘どおりの固着(写真2)と若干の吸湿が認められた。
そこで、衛生的に管理された製造室内で、ブロッキングしたカプセルをほぐした上で、あらためて乾燥し、カプセル皮膜水分量を出荷時と同等の適正値に調整、出荷時検査(目視による全数外観検査、細菌検査)を行って品質に問題ないことを確認の上、受け入れから約2週間後にお客様にご返却した。

弊社のカプセルバルクの包装形態(出荷形態)は、2枚重ねのビニル袋(間に乾燥剤入れ)に、ソフトカプセルを封入し、厚手の輸送用ダンボール箱に入れる仕様を基本としており、他のOEMメーカーに比較し、比較的厳重な仕様ではあるが、あくまでも納品のため、かつ小分け包装までの短い間保管する目的の簡易包装であるので、お客様には速やかな小分け包装と、低温・低湿度の冷暗所保管とをお願いしている。
しかしながら今回のカプセルのケーキング、ブロッキングは、梅雨から夏季にまたがる厳しい季節の中、お客様での保管において、比較的高温下、高湿度下で保管されて起こったものと考えられる。
今回はお客様の都合上、アルミ袋への小分け包装までの期間が延び、またその間、適切な保管環境ではなかったことが推察される事例である。
また弊社としても上述のとおり、各種の工程を伴う作業を行っているため、本来はお客様にご理解をいただき、有償対応とさせていただくところではあるが、常連のお得意様であったため、無償かつ迅速に対応させていただいた。

注1)バルク
バルク」ご参照。

注2)固着
このような状態は、固着、付着と表現するよりも、ケーキング、ブロッキングなどと呼ぶほうが適当です。 「ケーキング」ご参照。

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