キトサンソフトカプセルの内容物の変色についての苦情についての事例

このページは、ソフトカプセルの過去のクレーム事例を参考にして苦情処理形式でまとめたものです。
内容は、事実を元に再構成したフィクションであり、発生日時、状況、会社名、製品名などはすべて架空のものですが、ソフトカプセル製品で予想される異常、苦情、問題をできるだけ広い範囲にわたって掲載しますので、 万一、貴社が販売している製品においてトラブルが発生した際には、原因究明の一助としてお役立てください。

20○○年3月13日 キトサンソフトカプセルの色が濃くなった

●発生状況
平成2○年3月13 日に、販社様から、「キトサンソフトカプセル‐KS(商品名)において、消費者から色がだんだんに濃くなってきたとの苦情がよせられた」とご連絡をいただき、 合わせて苦情現物をいただいた。

●調査結果および原因の推察
いただいた苦情現物の色調について、該当する製造ロットナンバーの室温保存サンプルと比較したところ、明らかに、苦情現物の方が暗く濃い色調であることが認められた。
また、当該カプセルには、著しい軟化が認められた。
次に高温(40℃)保存サンプルと比較したが、苦情現物の色調はこのサンプルに近い色調であった。(この高温保存サンプルは、製造直後より40℃に保たれた保管庫に保管されているもので、確認した時点でおよそ3ヶ月にわたって連続して40℃の環境下で保管されていた)
念のため、細菌検査と官能試験(味・色・臭いの確認)を行うもいずれも異常は認められない。
また、この時点で他の消費者からの同様な申し出もない。
上記の調査結果から、今回のケースは高温多湿下に保管されたことによる変色と考えられた。
本品は、カプセル内容液成分に、オリゴ糖、ビタミンC、コラーゲンなどの変色しやすい成分を豊富に含むために、徐々に色調が暗くなることはやむを得ない点があり、この現象は高温多湿下の保存環境下でさらに早く進行する。
それにしても今回のケースは変色のスピードが速すぎるため、消費者のお客様のお手元で、かなりの高温下・多湿下(あるいは開封状態)で連続されて保管されるという、極めて特殊なケースである可能性が高いと考えられた。

●今後の対策
今回の調査では、原因は特定できなかったが、本品は適正な保管環境においても、長期保管される間には、ゆるやかにではあるが徐々に色調が暗くなる特性がある。
この現象は、主に糖とたんぱく質との着色反応(メイラード反応)で、加工食品では風味を良くしたり、着色のために、積極的に用いられる場合もあるもので、衛生上の問題はない。
そこで販社様には、消費者のお客様に、次の点のご説明をお願いした。

・本品は、保管中に徐々色が変わることがあるが、これは各種の機能成分が高濃度で含まれているからであり、衛生上の問題はない旨。

・本品は、高温下・多湿下に保管されると、その変色は早く進行する性質があるため、化粧箱に記載されている「保存方法」に留意してお取り扱いいただきたい旨。

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